2013年9月28日土曜日

茨城県立藤代高等学校



文武両道を実践し、

進路実現に向けて多様な取り組みを行う進学校





1.概要


 「みずからの力を信じ 社会の中の人間として たゆまず真理をもとめよう」という校訓、「高い知性 たくましい気力 礼節を重んずる人間」という校是を掲げる進学校です。
 進路実現への多様な取り組み、グローバルな視野と国際性の育成、活発な部活動が特色として挙げられます。

 本年度は以下のような重点目標を掲げ、教育実践を展開しているようです。
  1.基本的生活習慣の確立
  2.確かな学力と自己教育力の育成
  3.文武両道の実践
  4.国際教育・情報教育の推進
  5.環境教育の充実

 これまでの伝統を踏まえ、文武両道の学校としてさらなる発展を目指す進学校です。



2.特色


 先述したように、進路実現への多様な取り組み、グローバルな視野と国際性の育成、活発な部活動の3つが特色として挙げられます。

①進路実現への多様な取り組み
  a. 55分授業
    「能力の差は小さく努力の差は大きい」をモットーに、55分授業を行い、選択の幅を狭めな
    い充実した授業を実施。
  b. 7時限目延長授業
    2、3年理系クラスは、毎週6、7時間目に連続で数学の授業を実施し、学力増進を図ってい
    ます。
  c. 蒼藤館(学習館)の充実
    平日の早朝や放課後(19:00まで)に自習をしたい生徒の為に利用できる学習館を完備して
    います。
  d. きめ細かな指導
    一人ひとりの生徒の可能性を引き出すために、個別の進路相談はもちろん、課外学習(平
    日・土曜・長期休業)や個別の添削指導を実施しています。

  このほかにも、いくつかの取り組みがありますが、省略させていただきます。詳しくはHPをご覧ください。

②グローバルな視野と国際性の育成
  藤代高校では、ALTと協力しての英語の授業や留学生の積極的な受け入れの他、毎年20名程度をオーストラリアへ派遣するプログラムを実施しています。
  国際理解教育としては、JICAの研修を学校に招いてグループディスカッションを行う「インターナショナル・デイ」や生徒達のJICA訪問など、英語の習得はもとより、外国文化への理解を深め、国際性豊かな人間の育成に力を入れています。

③活発な部活動
 藤代高校の特色の一つに文武両道の実現が挙げられます。全校生徒の68%が部活動に加入し、毎日意欲的に活動しています。
 運動部では、テニス部・野球部が全国大会に、陸上部・弓道部・水泳部が関東大会に出場しています。
 文化部でも、吹奏楽部が茨城県吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストで銀賞を受賞したり美術部が全国高等学校総合文化祭に出品したり、写真部が関東地区の総合文化祭に出品したりしています。



3.進路


  平成25年度の大学合格者数(現役生)の一部を掲載します。
  HPでPDFファイルをダウンロードすることができます。

 <国立大学>
   筑波大 名(名)、茨城大 10名(名)、秋田大 名(名㊟1)、茨城県立医療大 名(名)、埼玉大 名 など

 <私立大学>
   東京理科大 名(名)、明治大 名(名)、法政大 名(名)、立教大名(名)、中央大 3名、青山学院大 名(名㊟2) など


※( )中の数は、推薦入試での合格者数です。
  国公立大学の( )の中の数は、秋田大を除き、センター試験を課さない推薦入試による合格者数となっています。
 私立大学の( )の中の数は、青山学院大を除き、指定校推薦による合格者数となっています。

 進路ニュースというものがHPの「進路指導室より」というページから見られるようになっていて、それをもとに、推薦による合格者数を知ることができました。進路ニュースが伝えている範囲で推薦による合格者数を書きました。
 進路ニュースにも書いてあるように、国公立大学の推薦入試は難関です。まさに「早期かつきめ細かい指導のたまもの」であると言えます。

 ㊟1 秋田大の推薦による1名の合格は、センター試験を課す推薦入試による合格者です。
 ㊟2 青山学院大への推薦はAO入試による合格者です。

 これらの情報は、HPによるものです。ぜひ、HPをご覧ください。



4.通学


 通学は、守谷市在住の方を対象に、書かせていただきます。

 通学方法は、2つあります。
  ①関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅から自転車
  ②関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅からバス
 ①の方法で通う方が多く、②の方法で通う方はほとんどいないそうです。
       ①の方法で通う場合、雨の日は取手駅からバスになります。所要時間は約15分です。運賃は190円か210円だそうです。(関東鉄道のHPに掲載されておらず、卒業生に話を聞きました。)


①関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅から自転車

 <所要時間>
    a. 守谷駅から藤代高校まで   約40分
    b. 南守谷駅から藤代高校まで  約40分
    c. 新守谷駅から藤代高校まで  約45分
  (※取手駅から藤代高校まで自転車で約15分だそうです。卒業生(男性)からの情報です。)

 <定期代>
   a. 守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 13,110円   3ヶ月 37,370円   6ヶ月 70,800円
   b. 南守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 11,020円   3ヶ月 31,410円   6ヶ月 59,510円
   c. 新守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 15,020円   3ヶ月 42,810円   6ヶ月 81,110円
  (※このほかに、取手駅の駐輪場代、守谷駅まで自転車で行く場合は守谷駅の駐輪場代がかかります。定期代は、関東鉄道のHPを参照しました。)


②関東鉄道で取手駅まで行き、取手駅からバス

 <所要時間>
   ①の場合とほどんど変わりません。

 <定期代>
   取手駅からのバスの定期代は、3ヶ月で約20,000円です。
   電車の定期代は上記を参照ください。
   (※①と同じように、守谷駅まで自転車で行く場合は守谷駅の駐輪代がかかります。)



5.学校生活


パンフレットの写真を載せます。

 

 入学式に始まり、野球応援や藤朋祭、球技会、体育祭、修学旅行、駅伝大会など、魅力的な行事がたくさんあります。

 購買では、「白玉クリームあんぱん」が人気だそうです。



6.受験情報


 受験で気になる情報は、偏差値、倍率、合格点、内申点だと思います。
 偏差値と合格点と内申点に関しては、HPにも掲載されている、伸学ゼミ独自の、受験に関する情報の一覧表を参照します。

 偏差値 57
 合格点 370 (県下一斉)
 内申点 34
 倍率   平成25年 1.02  平成24年 1.17   平成23年 1.34  (高校入試ドットネットを参照)



7.おわりに


 以上を、藤代高校に関する特集とさせていただきます。
 藤代高校のHPを中心に、卒業生の話などを交えながら、作成してみました。
 どのような印象を受けましたか?
 文武両道を実践し、生徒一人一人の進路実現に向けて多様な指導体制をとっている進学校だと、HPには書いてありました。
 学校見学は随時行っているので、気になったらぜひHPから問い合わせてみてくださいね。


 高校に関する情報は、早い段階から集めておくと良いと思います。
 学力という面だけでなく、校風や高校生活などの面で、自分に合った高校をぜひ見つけて下さい。
 目標とする高校を持つことで、勉強に対するモチベーションは少なからず上がってくると思います。
 こうした手助け?ができればと考えて、様々な情報を書いているつもりです。

 何か足りない情報や欲しい情報がありましたら、遠慮なくご連絡ください!







2013年8月19日月曜日

茨城県立竹園高等学校

 
 

外国文化や最先端の学問に触れ、

豊かでたくましい人間性を育む県内屈指の進学校

 


 

1.概要

 
 竹園高校は、筑波研究学園都市のほぼ中央に位置し、付近には筑波大学・図書館情報大学をはじめとする多くの学術・研究施設や、実験植物園、県立美術館、ノバホール等の文化施設が整い、恵まれた学習環境の中にあります。また、つくば市は日本を代表する国際都市であり、学術・研究のメッカであることから、学者・研究者を親に持つ生徒も多く、海外生活を体験した者も少なくありません。このような人的・物的条件のもとで生徒は、外国の文化や最先端の学問に触れる機会が多く、高校生活をおくる上でも絶好の環境に恵まれています。 (HP参照)
 
 また、竹園高校には、国際社会をリードする人材を育成するための国際科があり、普通科で行う質の高い学習に加え、アカデミックな活動(論理的な思考力や表現力を高めるための学究的活動)を行います。
 
 校訓は、「自律」 「進取」 「友愛」 です。
 竹園高校の基本構想は、「竹園クオリティ」を確立することです。①科学教育の推進(SSHの成果)、②充実した授業(「授業第一主義」)、生徒一人一人を大切にする指導、たくましい人間性の育成、③国際理解教育の推進(ESPの成果)、の3つを実行することで、国際社会をリードする文理それぞれのエキスパートを育成し、「竹園クオリティ」を確立するとしています。
 
 守谷市から1時間もかからずに通学できる高校で、こうした恵まれた環境のなか、質の高い学習をすることができます。
 

 
 

2.特色

 
 竹園高校には、主に4つの特色があります。
  ① 55分授業と7時限目の授業
  ② 普通科 ・ 国際化の一括募集 ( くくり募集 )
  ③ 「スタディツアー」と称する研修旅行
  ④ 国際社会をリードする人材の育成

① 55分授業と7時限目の授業
 授業時間確保の目的で55分×6コマを基本として日課を組んでいる。芸術系志望者、医学部医学科志望者など生徒の多様な進路に対応できるように選択科目を開設しており、これらの科目は7時限目に実施しています。
 
② 普通科 ・ 国際化の一括募集 ( くくり募集 )
 平成20年度より普通科と国際化を一括し、8学級320人を募集しています。1年次は全クラス同一カリキュラムで学習し、2年次より、普通科文系、普通科理系、国際科文系、国際科理系に分かれます。
 普通科は、高い進学実績をもつ従来のカリキュラムを基本に、ハイレベルな授業を展開します。
 国際科は、普通科の教育内容に加え、「探Q(課題研究)」や、「大学研究室体験学習」などの学究的活動(アカデミックな活動)を取り入れることで、思考力 ・ 創造力 ・ 知的探求心を高めます。また、英語によるディベートやプレゼンテーションを行い、表現力や情報発信力を高めます。
 
③ 「スタディツアー」と称する研修旅行
 普通科は、平和学習 ・ テーマ別研修(体験学習・語学研修)を国内で実施。
 国際科は、大学での研修 ・ 異文化体験 ・ 平和学習を海外で実施。
 
④ 国際社会をリードする人材の育成
 a. 英語が使える高校生の育成 【ACEプログラム(Approach to Communication English)】
   ・ JICA ・ JICE研修生との異文化交流会
   ・ 英語ディベートプロジェクト
   ・ 校内スピーチコンテスト
   ・ 英語多読
 b. 科学教育の推進
   ・ 大学研究室体験学習
   ・ 先端科学講座
   ・ スーパーサイエンスクラブ
 
以上のような特色が挙げられます。
 
 
 
 
 

3.進路

 
 竹園高校は、全国で最も筑波大学への合格者数が多い高校です。

 平成25年度の大学入試では,卒業生320名のうち176名が現役で国公立大学に合格。

 また、現役での大学進学率は,昨年に引き続き80%を超えています。

 HPの「進路室だより」に詳しい情報が載っていますので、ここでは平成25年度の主な大学の合格者数の情報を載せます。
 < 国公立大学 >
     東京大 2名、京都大 5名、筑波大 47名、北海道大 8名、東北大 8名、千葉大 21名、など
 < 私立大学 >
   早稲田大 46名、慶應大 10名、上智大 23名、同志社大 4名、明治大 67名、立教大 34名、など
 
 以上のような、輝かしい合格実績があります。
 
 
 
 
 

4.通学

 
 守谷市から通学する場合の情報をお届けします。

 守谷駅からつくばエクスプレス(TX)でつくば駅まで行き、つくば駅からは自転車もしくは徒歩で通学することができます。 ( つくば駅から学校まで約1.6km )
 守谷駅からつくば駅まで、各駅停車なら17分、快速だと12分です。以下の通学時間は、各駅停車の場合を想定して計算しています。
 
1.守谷駅 → つくば駅 →  学校
   守谷駅から学校まで、
   つくば駅から自転車の場合、約30分
   つくば駅から徒歩の場合、約40分
 < 定期代 >
    1ヶ月 12,000円    3ヶ月 34,200円    6ヶ月 64,800円
 
2.南守谷駅 → つくば駅 →  学校
   南守谷駅から学校まで、
   つくば駅から自転車の場合、約40分
   つくば駅から徒歩の場合、約50分
 < 定期代 >
    1ヶ月 16,940円    3ヶ月 48,280円    6ヶ月 91,480円
 
3.新守谷駅 → つくば駅 →  学校
   新守谷駅から学校まで、
   つくば駅から自転車の場合、約40分
   つくば駅から徒歩の場合、約50分
 < 定期代 >
    1ヶ月 16,850円    3ヶ月 48,030円    6ヶ月 90,990円
 
※自宅から守谷駅まで自転車で行く場合、駐輪場の定期代がかかります。
   1ヶ月 1,100円   3ヶ月 3,000円   6ヶ月 5,400円
  南守谷駅、新守谷駅は、駐輪場の定期代はかかりません。
  定期代は、2013年8月19日現在の料金となります。
 
 
 
 

5.学校生活

 
 制服は、男子は学ラン、女子はHPをご覧ください。 「学校生活」の欄に制服が紹介してあります。
 
 1時限目は8時35分からです。
 1日は、55分授業 × 6 or 7 コマとなっていて、6 コマなら3時55分に、7 コマなら4時55分に1日が終わります。その後、部活動もしくは帰宅となります。
 
 部活動は、より高いレベルをめざしている部もあれば、教養を身につけるための部、趣味的な活動をしている部もあり、それぞれの場で、活躍してます。
 運動部であれば、陸上部 ・ 水泳部 ・ 弓道部 ・ バドミントン部が、文化部であれば、美術部 ・ イラスト ・ JRCが、委員会などでは、英語スピーチ ・ 保健委員会 ・ 英語ディベートが、活躍しているようです。
 部活は、平日は2時間程度、夕方6時位までとなっていて、休日は部によって違うそうです。顧問の先生は、生徒の学習や進路を考えながら練習計画を立てているそうです。
 
 学校行事としては、5月に「校外ホームルーム」、6月に文化祭「尚志祭」が、9月に体育祭「クラスマッチ」、また2年次の10月には修学旅行「スタディツアー」などがあります。
 文化祭に行くと、高校の雰囲気がわかると思いますよ。
 

 
 
 

6.受験情報

 
 受験で気になる情報は、合格点、偏差値、倍率だと思います。
 
 合格点は、毎年変動しますが、合格者の話を聞いたりネットを見たりすると、430点を取れれば合格することができるとのことです。
 偏差値は、68前後です。
 倍率は、HPにも掲載されていますが、ここ4年間では1.28 ~ 1.40 です。




7.おわりに
 
 学校は、のんびりとした雰囲気が流れているようです。
 学校の周りの環境に刺激を受けながら、密度の濃い授業を受けられます。

 魅力を少しでも感じたら、HPのリンクをいくつか貼りましたので、ぜひご覧になってくださいね。
 3年生だけでなく、1年生や2年生の方にも、ぜひみてもらいたいと思っています。
 
 足りない情報や欲しい情報がありましたら、ご連絡ください。

 



 

2013年8月14日水曜日

茨城県立竜ヶ崎第一高等学校

 
 
 
 

歴史と伝統を重んじ、文武両道を実践する進学校

 

 

 

1.概要

 
 「誠実」 「剛健」 「高潔」 「協和」 の四則を校訓とし、文武両道を実践する進学校です。
 ”伝統の継承と常に革新的であることを目指して”という理念のもと、竜一プロジェクトを実施していることや、部活動加入率が高く、優れた実績を残していることなどが特色として挙げられます。
 
 竜ヶ崎市平畑の高台に位置するために通学は多少不便ではありますが、落ち着いた環境で充実した教育を受けることができます。
 通学については、以下で詳しく紹介したいと思います。
 
 勉強にも部活動にも打ち込みたいという方におススメする高校です。
 
 
 

2.特色

 
①竜一プロジェクト  ~伝統の継承と常に革新的であることを目指して~
  ・「Rプログラム」 (導入期から卒業までの3年間見通した教育プログラム)
  ・「いばらき版サイエンスハイスクール(SH)」 (県指定事業、最終年度)
  ・「筑波大学研究委員会」 (志望が最も多い筑波大学に合格できる学力養成を支援)
  ・「英語によるディベートチャレンジ校」 (県指定事業、最終年度)
  ・「国際交流事業」 (カナダ研修旅行、ニュージーランドの高校との交流)
  ・「村上育朗先生交流会」 (カリスマ的な授業や進路指導で全国的に有名な先生による講演会、1・2年生対象)
 などが行われています。
 これらの中の2つを詳しく紹介します。その他に関してはHPのハイスクールガイドをご覧ください。
 
〇「Rプログラム」
  導入期から卒業までの3年間見通した教育プログラムです。
   a. 1コマ55分授業の実施
     50分授業と比べて年間約90時間(15日分)の増加。
     平成25年度より、月曜7時間授業実施。
   b. 土曜講座の実施
     1・2年  年14回
     3年     年12回の大学模擬試験等
   c. 飛龍学習館の開館  ~自学自習の習慣の確立のために~
     平日   朝7時30分 ~ 夜7時30分まで開館
     土曜日  朝9時 ~ 夕方4時まで (年間約28日)
   d. 完全下校時間の設定  ~勉強と部活動の両立を目指して~
     完全下校時間  夏8時 ・ 冬7時30分  (大半の部は7時までに終了)
 
〇「筑波大学研究委員会」
  最も進路希望者の多い筑波大学に合格できる学力を養成するために平成21年度にスタート。
  筑波大学現役20名以上合格を3年連続で達成している。
   a. 筑波大学入試分析集の発行
     解答・解説は竜一のオリジナル。赤本よりも早く発行。
     これを使用した、「筑波大学入試問題研究会」を3年生対象に実施。
   b. 進路便り「筑波大学研究」の発効 (年13回)
     筑波大学の最新情報や魅力を伝える。筑波大学志望でない生徒にも役立つ内容に。
   c. 筑波大との高大連携事業の促進
     1学年の「大学見学」、2学年の「模擬授業」など学年で企画している行事をバックアップ。
     6月26日には筑波大学から8名の先生方が来校し、2年生に模擬授業を実施。
   d. 筑波大学オープンキャンパスへの参加
 
 以上のように、竜一プロジェクトを展開しています。
 かなり充実したプロジェクトとなっているので、塾や予備校に通っている生徒は少なかったです。(2011年度卒業生の個人的な印象です。受験期は、当然ですが、夏休みなどの長期休暇にも過密な補講があり、塾や予備校に ”通う余裕がなかった” とも言えるかもしれません。これは悪いことではなく、むしろ、それくらい充実しているということです。高い実績も残しています。)
 
②活発な部活動
 部活動はどこの部も強く、昨年の高校総体学校対抗では、男子5位(県立1位)、女子9位(県立5位)と高い実績を残しています。
 陸上部、ソフトテニス部、射撃部、書道部は全国大会出場。軟式野球部、柔道部、生物部は関東大会出場。
 その他の部活動も、県大会で上位の成績を残しています。
 
 
 

3.進路

 
<入試結果  (平成25年度)>
  ・国公立大学144名 (既卒20名)
    東京大1名、東北大5名、名大1名、筑波大23名、茨城大38名、千葉大13名、など。
    国公立現役100名以上、筑波大学現役20名以上を3年連続達成。
 
  ・私立大学686名 (延べ)
    早稲田大12名、慶應大5名、明治大30名、法政大48名、立教大24名、東京理科大32名、など。
    G-MARCH 計141名 (既卒含む)
 
  現役生の、4年生大学進学率は84.8%です。
 
 
 
 

4.通学

 
 主に、守谷市からの通学方法を紹介します。
 
①守谷駅(南守谷駅) → 取手駅 → 佐貫駅 → 自転車
  常総線と常磐線を使い、佐貫駅から自転車で通う方法です。
< 所要時間 >
   守谷駅(南守谷駅)から高校まで約1時間10分。
   取手駅での乗り換えの状況や自転車の速さで変わります。
< 定期代 >
  ・ 守谷駅 → 佐貫駅
    1ヶ月 17,150円    3ヶ月 48,870円    6か月 92,580円
  ・ 南守谷駅 → 佐貫駅
    1ヶ月 15,060円    3ヶ月 42,910円    6か月 81,290円
 
 雨の日は佐貫駅から竜ヶ崎鉄道を使うことになります。梅雨の時期は回数券を購入することをおススメします。(竜ヶ崎駅から学校まで距離があるので多少濡れることになりますが...)
 部活動をやっている人が多く、長期休業日も学校に行くため、割安の6か月定期を購入する人が多かったです。定期を無くすのがこわいという人は1ヶ月もしくは3ヶ月定期にしていました。
 
②守谷駅(南守谷駅) → 取手駅 → 佐貫駅 → 竜ヶ崎駅 → 自転車(徒歩)
  常総線と常磐線と竜ヶ崎線を使い、竜ヶ崎駅から徒歩もしくは自転車で通う方法です。
< 所要時間 >
   守谷駅(南守谷駅)から学校まで、
   竜ヶ崎駅から徒歩 : 約1時間5分  /  竜ヶ崎駅から自転車 : 約1時間
< 定期代 >
  ・ 守谷駅 → 竜ヶ崎駅
    1ヶ月 24,020円    3ヶ月 68,450円    6か月 129,680円
  ・ 南守谷駅 → 竜ヶ崎駅
    1ヶ月 21,930円    3ヶ月 62,490円    6か月 118,390円
 
 佐貫駅での乗り換え時間、竜ヶ崎駅から学校までの距離の影響で、佐貫駅から自転車で通学する場合とあまり変わりません。
 竜ヶ崎線は30分に1本のペースなので、乗り換えには注意が必要です。
 
 
※佐貫駅から自転車、竜ヶ崎駅から自転車で通学する場合、駐輪場の代金もかかります。
  定期代金は、平成25年8月14日現在の代金となります。
 
 
 
 

5.学校生活

 
 制服は、男子は学ランです。女子の制服については、HPを見てみてください。

 1限は8時35分からです。守谷市から通学する場合、7時10~20分位の電車に電車に乗れば間に合います。
 15時45分からの清掃を終えて、部活動(もしくは帰宅)となります。(平成25年度から月曜7限授業を実施しているので、月曜は16時40分から清掃)
 
 購買はパンやどんぶり類やデザート類のほか、肉まんなどがあります(ありました)。
 
 2年次での修学旅行では、沖縄か北海道(もしくは他のところ)を多数決で決めました。ほとんどの年が沖縄です。
 
 文化祭は白龍祭といい、6月あたりに行われます。学校の雰囲気や立地がわかると思うので、ぜひ足を運んでみてください。
 
 
 
 

6.受験情報

 
 受験情報で気になることは、合格点、偏差値、倍率などだと思います。

 合格点は、毎年変動しますが、410~420点を取ることができれば、合格することができます。
 偏差値は、さまざまなサイトを見てみたところ、67でした。66とするサイトもありました。
 倍率は、1.09~1.32と、この3年間での変動が大きくなっています。
 
 平成26年度の特色選抜実施概要予定というものがHPに掲載されています。”予定”ですので、ご注意ください。
 
 
 
 

7.おわりに

 
 竜ヶ崎一高(竜一)に関する情報を以上のようにまとめてみました。
 何か足りない情報や、新しい情報がありましたら、お知らせください!
 
 しつこいようですが、文武両道、文武不岐の学校です。
 文武不岐(ぶんぶふき)とは、文(学問)と武(部活)は岐(わか)れずということ、すなわち、「文」と「武」の精神が一体となって、優れた人材を形成するということを意味するそうです。
 こうした竜一の校風に惹かれたら、志望校の一つとしてみてくださいね。
 
 
 
 
 

茨城県立伊奈高等学校

 
 

 

「生徒第一」という姿勢のもと、快適な学習環境が整う進学校

 



 

1.概要

 
 県立伊奈高校は、つくばみらい市福田に位置する進学校です。
 「自立」 「協同」 「創造」 を校訓とし、『伊奈高ジャンプアップ事業』によって充実した学習指導と進路指導を提供しています。また、創立27年目という比較的新しく快適な教育施設のもとで、思い出の残る高校生活を送ることができます。
 
 高校のHPに、「県内公立高校の中で、最も人気のある?」と書かれているように、制服は良い評判があるそうです。
 
 通学に関する情報も特に気になると思うので、在校生・卒業生の話をもとに役立つ情報を集めました。
 
 11月9日に学校説明会が行われます。内容は、学校概要説明、授業公開、部活動見学です。10月3~25日までの間に中学校経由で申し込む必要があるようなので、気をつけてください。
 
 
 

2.特色

 
 特色として、『伊奈高ジャンプアップ事業』が挙げられます。
 サポートティーチャー制度、ポートフォリオシステム、授業公開の3本柱で構成されています。
 
<サポートティーチャー制度>
 塾や予備校に行かなくても学力が伸びるようにするための取り組みです。
 教師を目指している筑波大学院教育研究科の大学院生が、毎年50人前後、放課後の課外授業をはじめとして、定期考査や模擬試験前の特別講座などで生徒たちの学習を手助けする制度です。
 課外指導は県立高校の中でも先進的で極めて充実しており、他校に誇れるものがあるそうです。
 
<ポートフォリオシステム>
 生徒の主体的な学習を促すための取り組みです。
 各生徒は、自分の家庭学習時間をコンピュータに入力し、日々の学習データを一目で確認することができます。この蓄積されたデータは、その後の教師と生徒の進路面談(年間約6回以上)の中で有効に活用されます。
 また、教科ごとの学習量がわかるほか、過去(卒業生や先輩)のデータも出力できるので、それらを対比させることで生徒により効果的に学習させるための方策を探ることができます。
 教師の方々は、ともに学ぶことを何よりも大切に考えているそうです。
 
<授業公開>
 授業を改善し、工夫していくための取り組みです。
 教員がお互いに授業を参観し、評価するものです。他教科であっても参観でき、授業展開や新しい方法に刺激を受け、自分の授業に応用することもあるそうです。
 
 
 

3.進路

 
 HPの「進路指導」という欄からは、進路実績を見ることができないので、「学校案内」の欄から、H26学校案内を選択して、PDFファイルを開いてください。
 
 大学合格者は、首都大学東京や埼玉大学、茨城大学などの国立大学をはじめ、慶應義塾大学や立教大学、青山学院大学などの私立大学の合格実績があります。
 
 2009年の進路先を見ると、1学年は約240人で、その中の10人が国立大学、約200人が私立大学、約30人が国公立・短期大学、約40人が専門学校、約15人が公務員・就職となっています。詳しくは、HPの進路状況をご覧ください。(2007~2009年の実績は見ることができますが、2010~2013年の実績は見ることができません。)
 
 
 

4.通学

 
 卒業生に聞いたところ、通学方法のほとんどは自転車だといいます。
 自転車 : バイク : (徒歩 ・ 電車+バス ・ 電車+自転車) = 8 : 1 : 1 だといいます。
 
<自転車>
 守谷市の松ヶ丘公園から高校まで、約35分。 (体育会系男子)
 この情報をもとに、おおよその時間を想像してみてください。
 女子生徒でしたら、40~45分くらいでしょうか。
 守谷市の中でも、松ヶ丘は伊奈高校から遠い地区ですので、例えば、みずき野からだともう少し短い時間でいけると思います。
 雨の日に車で送り迎えをしてもらえるとしたら、同じく守谷市松ヶ丘からだと、高校まで片道は約15分となります。
 
<バイク>
 学校に「バイク通学許可願」を提出し、許可をもらう必要があります。
 条件としては、自宅から学校までの道のりが約8㎞以上あるか、特別な事情がある場合に教員の協議を経て許可されることが挙げられます。
 
<電車+バス ・ 電車+自転車>
 守谷駅、みらい平駅、取手駅から通学することができます。
 取手駅からですと、約30分だそうです。
 
 
 

5.学校生活

 
 部活動への加入率は約7割と、盛んです。なかでも、女子ハンドボールや吹奏楽部や、陸上部や、硬式野球部、サッカー部などが良い成績を残しているようです。
 
 購買では、カレーライスやどんぶりなども販売していて、パンでは、白玉クリームあんぱん?が人気があるそうです。

 修学旅行はマレーシア ・ シンガポールなど海外です。かなり良いホテルに泊まるそうです。
 
 輝緑祭(文化祭)が毎年開催されるようになりました。一度、輝緑祭に行ってみると、学校の雰囲気を味わうことができると思います。
 
 また、夏は公式野球部の試合を見に行く、野球応援もあり、楽しみなイベントの一つとなります。
 
 
 

6.受験情報

 
 受験の際に気になることは、合格点、偏差値、倍率だと思います。
 
 伊奈高校の合格点は、毎年変動しますが、280~300点を取れば合格できるとのことです。
 偏差値は、46~49です。
 倍率は、毎年変動しますが、ここ3年間は、1.00 ~1.17となっています。
 
 特色化選抜に関しては、予定と書かれていますが、HPに情報が載せられているので、見てみてください。
 
 
 

7.おわりに

 
 以上のように、伊奈高の情報をまとめてみました。
 立地が悪いと考える方もいるかもわかりませんが、中学校の同級生と一緒に通学できますし、雨の日は助け合いで、なんとかなると思います。
 何より、立地の条件をかき消すような、充実した学習指導・進路指導を提供している高校だと感じました。快適な学習環境も整っていますので、おススメできると思いました。
 
 学校見学は、随時受け付けているとのことでしたので、伊奈高校にご連絡ください。
  ( http://www.ina-h.ed.jp/ )
 
 補足の情報や、こういう情報が欲しいとのことがありますたら、ぜひご連絡ください!
 
 
 
 
 

2013年8月10日土曜日

茨城県立水海道第一高等学校

 

 

最先端を行く新校舎で夢をカタチにできる、伝統ある進学校




1.概要


  「至誠」 「剛健」 「快活」 という校訓のもと、社会人として求められる確かな学力や人間性を身につけさせるとともに、自己の将来を見つめた職業観、勤労観に基づく進路実現を支援し、各界のリーダーたらんとする人材の育成に努めることを目標とする学校です。

  学校は、常総市水海道亀岡にあり、関東鉄道常総線の水海道駅から徒歩7~8分です。
  守谷市からだと、常総線を使って学校まで25~40分と非常に通学しやすいです。
  また、守谷市の各中学校から進学する生徒が多く、受験期や入学後にも切磋琢磨する仲間ができるのではないでしょうか。

  ここでは、特色、進路、通学、学校生活、受験情報について、学校のHPや在校生・卒業生の話をもとに、水海道一校(海一)の魅力をお伝えします。

 8月19日に学校概要説明と校内・部活動見学をすことができます。前日まで申し込みを受けるとのことですので、ぜひ参加してみてください。茨城県教育委員会のHPに載っています。
 また、学校見学は随時受け付けていて、受験生だけでなく、保護者の方や先生方も見学することができます。


2.特色


 特色を3つ紹介したいと思います。単位制、二人担任制、少人数授業です。

①単位制
 単位制は、自分の進路に合わせて講座を選ぶことができるために選択科目の割合が高くなること、教員が多めに配置(2割多い)されているので少人数授業の割合が多くなることが利点です。

②二人担任制
 1つのクラスにAとBの二人の担任がいることです。クラスの生徒を半分に分け、それぞれが責任を持って担任し、もう一方のグループの副担任を務めます。
 利点としては、面談の時など、一人担任よりも小回りがきくため面談回数も多くなりますし、結果として進路について中味が濃く、深い話ができます。

③少人数授業
 高校に入って急に難しくなり、苦手意識を持ちやすい英語と数学を中心に、1クラスを2分割、2クラスを3分割、3クラスを4分割して少人数授業を行っています。数学はさらに習熟度別授業を展開し、生徒の理解度に応じてクラスを組み替えています。

 卒業生によると、少人数授業はかなり好評だそうです。
 水海道一高では、こうした特色ある、効果的な工夫が行われています。


3.進路


 平成25年度卒業生は、進路決定率89%、四年生大学進学率80%です。
 
 大学合格のうち、国立大学は55名、私立大学は591名が合格。
 詳しくは、HPをご覧ください。
 また、1ヶ月に3回?ほど「進路通信」を作成しており、1年生の時から有益な情報を得ることができます。


4.通学


 ①常総線を利用した通学方法 (水海道駅からは徒歩)
    守谷駅   →   水海道駅   →   学校
          (10分)         (約7分)
    南守谷駅   →   水海道駅   →   学校
          (15分前後)       (約7分) 
    (※南守谷駅から通う場合、守谷駅で多少停車するため、15分前後としました。)

  〈 定期代 〉  (常総線HPより)
    守谷駅 ~ 水海道駅
      1ヶ月 11,020円    3ヶ月 31,410円    6ヶ月 59,510円
    南守谷駅 ~ 水海道駅
      1ヶ月 14,150円    3ヶ月 40,330円    6か月 76,410円

 ②自宅から自転車で通学する方法
   主流ではないのかもしれませんが、十分に通うことができます。
   実際、伸学ゼミに自転車で通学している生徒がいます。
   所要時間は、個人差があるとおもいますが、はやい人で約1時間前後でしょうか。


5.学校生活


 授業開始は8時30分で、終了は15:30 (火・木は16:30) です。
 1時限60分で、1日あたり6コマ授業となります。(火・木は7限に「道徳」や「総合」などがある)

 高校生活への憧れの一つに購買もありますね。パンや総菜が並んでいます。
  
 アルバイトについては、原則禁止となっているようです。

 なんといっても、水海道一高の修学旅行は海外です。行き先は、グアム、シンガポール・マレーシア、台湾などがあるそうです。

 制服について気になる人も多いと思います。HPに様々な行事の写真が載せてあるので、HPをみてみるとわかると思います。男子は学ランです。


6.受験情報


 受験情報で気になるのは、合格点、偏差値、倍率だと思います。

 合格点については、毎年変動しますが、卒業生によると、350~380点を取ることができれば合格できるとのことです。

 様々なサイトを見てみたところ、偏差値は60、61でした。

 倍率については、HPに載せてありましたので、ぜひご覧ください。「おしらせ」の志願状況という項目です。おおよそ、1.12 ~ 1.35 となっており、近年は上昇傾向にあると言えると思います。

 特色選抜についても同じくHPをご覧になってください。特色選抜(予定)と書かれていることが気になりました。今後詳しく調べてみたいと思います。


7.おわりに


 以上のように水海道一高に関する情報をまとめてみました。
 今後に生かすために、足りない情報や知りたい情報がありましたらご連絡ください。

 繰り返しになりますが、8月19日に学校概要説明と校内・部活動見学をすことができます。前日まで申し込みを受けるとのことですので、ぜひ参加してみてください。茨城県教育委員会のHPに載っています。